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ゴッホも、ただの人間なのだ。

自分と同じ誕生日の有名人って、なんか気になるし、ちょっとした共通点を探したくなりません?


私はそのもっとしつこいタイプの人間でして。


自分と同じ誕生日の人で、一番最初に知った人がこのVincent van Gogh、という人だったんですね。

小さい頃よく母親に色んな美術館や博物館に連れて行かれたせいか、そういう場所だけでなく、そこに展示されてある絵画だとかゲイジュツ作品だとかいう部類のものにはとっても興味がありまして。


自分と同じ誕生日のこの画家のことも、だから結構早いうちから知っていたような気がします。

そのヴィンセントさんの生誕120年記念ということで、12月20日まで開催中の「ゴッホ展」に、当然の如く行ってまいりました。
2010_11280001.jpg



しかし、なぜこんなにもゴッホって日本人に人気あるんでしょうね。不思議です。


享年37歳、画家になろうと決心したのは27歳の時。絵を描くことに没頭しながらも、精神を病んでしまい自分の耳を切り落としたり、最後には自殺というカタチで自分の人生に終止符を打ってしまうという、短すぎる人生。


ここからは、私の勝手な、本当に勝手な憶測でしかないので悪しからず。


彼は、とにかく生涯孤独であったように思えて仕方がありません。もっと言うと、「孤独を感じ、寂しさが常に付きまとい、本当の充足感や満足感を心から得られることが、あまりにも少なかった」のではないかと。
しかしだからこそ彼の作品は素晴らしく、そこには見る人の心を動かす大きな「力」が備わっていたのではないかと。
彼を悩ませ、精神に支障をきたす原因となった寂しさや満たされることのない孤独感こそが、彼の作品を作る原動力になっていたのではないか、と思うのです。それはとても皮肉なことですが。

実の弟テオという存在がありながらも、次第に作品を作ろうとする意欲よりも孤独感や虚無感の方が、彼の心の中を占めていったのではないか、と。

自分の命を自ら絶ってしまった、ということは私にとってはおおきな過ちを犯した、ということとイコールです。

しかし、彼の人生には、なぜだか同調したくなる部分がある。

同じ誕生日だから?いえいえ、それだけではなくて。

いや、そうだからなのかもしれないけれど。



芸術家だろうが政治家だろうが有名人だろうが天才だろうが、結局みんな同じ人間であることには変わりがない、と私は思うのです。

 画家の絵を鑑賞するとき、有名な画家であればあるほどこの人の絵はオークションで○億円で落札された、だのこの人の絵の価値は○億円する、だのという評判ばかりが耳についてその先入観で絵を眺めてしまっていることって、少なからずあると思うんですよね。もちろん私も。


でも、実際に美術館に足を運んで色んな絵を観ていると、構図、その筆跡、絵の具の盛られ具合、色味の微妙な変化、そんなものから、自然といろんなことを想像するようになってきました。

この画家は、この絵を描いているとき、どんなことを考え、どんな空気に触れて、どんな景色を見ていたのだろう。


誰でも一度は、水彩でも油彩でもはたまた色鉛筆ででも、絵を描いたことがあるでしょう。その時、自分はどういう気持ちでそれを描いていたでしょうか。


絵画って、あらゆるゲイジュツ作品の中でも、一番その作品が出来てゆくプロセスが分かるものなんじゃないかな、と思うのです。

最初は真っ白だった、一枚のキャンバスに下書きし、何度も色を塗り重ね、そうして出来上がるものだから、制作の一番初めから終りまでのその工程全てがそこには記されていて、その跡をその絵のなかに「見る」こともできる。


その時その絵を描いていた人の、息遣いまでもがまるで聞こえてくるかのように。


だって芸術家といえども、人間だもの。



しかしここまでいくともはや妄想の域ですね。

でもそんなふうに、絵を鑑賞しながら妄想をどんどん膨らませてゆくのが、私流の絵画鑑賞の醍醐味だったりします。

 このゴッホ展、ちょっとした趣向が凝らしてありまして。

「アルルの寝室」という作品があるのですが、その絵や当時残されていた資料を基に、アルルにいた頃実際に生活していたと思われるゴッホの部屋を再現したセットが置かれていました。

それを見るのが楽しみのうちの一つでもあったので、実際に目の当たりにしたときにはいやもう、ただただビックリ。


その理由は、まあここでは伏せておきましょう。しかし昔の人は、つくづくすげーな。


私はゴッホの「星月夜」という作品がとってもとっても好きなのですが、残念ながらその絵は今回お目にかかれず。
thestarrynight gogh



今度は損保ジャパン東郷青児美術館に、「ひまわり」を観にいこうかな。

私はゴッホのようにはなりたくない。自分が死んでからもずっと残り、受け継がれてゆくものを作りたい、とは思うけれど、自分が生きている間は全く評価されず、死んでから評価されるだなんて。

やっぱり生きているうちに、ある程度は評価されるようになりたいものです・・・。
同じ時代に生まれ、奇跡的に同じ時代を生きているひとたちに。




最後は恒例のミュージアムショップで、ゴッホのはたくさん持ってるくせにポストカードと、これ。
2010_11280002.jpg



名画を300円で手に入れました。これは前のと違ってハズレがなかった。

しかしヴィンセントさん、やっぱり私はあなたが好きだ。

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ami et soi

Author:ami et soi
小さい頃からバッグが大好きで、とうとう自分でも作るようになってしまいました。

 でも今は、バッグ作りを通して伝えたいことがあります。
 いろいろな想いを、ここに綴っていこうと。

ami et soi  「ともだちとわたし」
並べかえると、わたしのなまえ。

☆作品をちょこちょこ作っていますので「カテゴリ」の「ami et soiの作品」のエントリをご覧くださいませ。オーダーもやります。作品の色違い等も受けられます。

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